横須賀美術協会の会員がおすすめするスケッチ地やその他の情報です!
この作品は観音崎灯台を海岸から見上げて描いたものです。秋だったので、芒を揺らす風や、砂浜や岩に打ち砕ける波の音を聞きながらのスケッチでした。
春夏秋冬、それぞれに絵になってくれる場所です。照葉樹の若葉は少し遅れて5月、紫陽花も多く、夏の深い緑は灯台の白さをいや増して讃えます。冬は青空が暗い森とともに寂しさや悲しささえ醸し出します。
狭いきれいな砂浜と柔らかそうな岩は、その先の海を辛うじて止めていて、がんばれよと声をかけたいくらい。その海の先には房総半島が横たわっています。間を大型船が行き来している。美術館やホテルが近く、森の中には気持ちの良い散策路が伸びています。灯台の見学もできますよ。磯遊びや海水浴も。
京急浦賀駅やJR横須賀駅から観音崎行きバスで終点下車。駐車場も5カ所あり。
子安の里
湘南国際村から海へと向かう途中の風景です。山里の傾斜地に畑が耕されています。菜の花、ポピー、ひまわり、コスモス、菊と咲き継いでいきます。真ん中の谷を小さな川が一筋流れています。
早春の里には、ひときわ大きなこぶしが見事に咲いていました。